エンジニアの将来性を語るうえで、AIが今後の脅威になる可能性があるといわれることがあります。AIが普及することで、エンジニアの仕事が奪われてしまうのではないかという懸念している人も多いのではないでしょうか。しかし、結論からいうと、AIが今後発達したとしても、エンジニアの仕事が奪われる心配はないでしょう。

ではどのような仕事であれば、AIに仕事を奪われないのでしょうか。有力視されているのは保守や運用の仕事です。保守や運用はクライアントに合わせた業務になるからです。フレキシブルに対応しなければならないので、AIが対応するのは難しいでしょう。一方プログラマーの仕事はAIに将来奪われる可能性があります。プログラミングの作業は単調なものなので、AIでも賄える可能性が高いからです。将来にわたってAIに仕事を奪われないようにするために現在注目を集めているのが、AIエンジニアの仕事です。その名の通りでAIの設計や開発を行うエンジニアのことです。AIを作る仕事なので、AIが普及してもAIエンジニアの需要がなくなるような心配はありません。

AIエンジニアになりたければ、数学の勉強をしておいた方がいいでしょう。AIエンジニアでは微分積分や統計学、線形代数などが求められるといわれています。さらにPythonはマスターしておいた方がいいでしょう。AIの開発で用いられることの多いプログラミング言語だからです。特に大手企業がAI開発においてPythonを使っている場合が多いのも学んだほうがいい理由の一つです。